千歳ヲチコチ~理解者を得て強くしなやかに生きる姫に萌える~

本・人・旅 | 2016.5.11

2016.5.11公開 | 2018.11.21更新


心ときめく漫画読み漁り隊です。

先日、好きな漫画の最終巻を読んだら「好き」と「気づき」で構成されていてきゅんきゅんしてしまいました( *´艸`)
というわけでその作品、千歳ヲチコチのご紹介。

虫愛づるちょっと変わった姫君とおっとり公達の平安恋絵巻

恋絵巻と言いつつ、どちらかというと濃い脇キャラクターたちの活躍がとても楽しい作品で、既刊はくすくす笑い8割、萌えにまにま2割くらいの割合です。

しかし最終巻はさすが、萌えに満ちてました!

チコ姫(ヒロイン)は「虫愛づる」ということでちょっと変わった「好き」を持った姫君ですが、そんな彼女の感性を理解してくれる亨くん(ヒーロー)と出会って、世界を広げていくストーリーは、「ありのままで」というニーズを感じさせます。

是非二人の出会いから読んでみてください。きゅんきゅんしますから( *´艸`)

時代物で、ちょっと変わったお姫様が好きなら・・・

少し変わったお姫様が「そのままの自分」を認めてくれるヒーローと出会うといえば一清&千沙姫シリーズもお勧めです。
(こちらは時代は戦国時代になります)

「この姫でいいのです。この姫がいいのです。」

とか、やっぱりきゅんきゅんしたなあ~。

そしてこの千沙姫も、「わがまま」という自分をつらぬきながら一清さまと大事なものを守るため世界を広げていくんですよね。
一清さまもそんな千沙姫の影響を受けて、自分らしさを選択して、自分の国をデザインしていく…。

今の忙しさの中で「わがまま」や「好き」に向き合うことを忘れがちな私たちに、チコ姫や千沙姫の姿はとても素敵に見えます。
それはちょうど、亨くんや一清さまが姫君たちをまぶしく見つめる視点なのかもしれません。

「わがままに 我がままに生きる事 いつの間にやめてしまったんだろう。
 この姫は空も土もなにもかもが澄みきっていた幼い頃を思い出させるのだ。」

少し自分の「好き」に素直な時代を取り戻したくなったら、彼女たちに会いに行ってみるのをお勧めします。